青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない 」を読んでみて、この作品の奥深さを感じずにはいられませんでした。シリーズ第6弾となるこの小説は、読者が思わず心動かされてしまう感動的なシーンばかりです。

 

この作品の大きな謎となっていた牧之原翔子がいったいどんな存在なのか、この作品はその真実にかなり迫っています。

 

主人公である梓川咲太の前には、中学1年生の牧之原翔子とそれよりも成長した牧之原翔子がいます。なぜこのような現象が起こっているのか、その真実が少しずつ明らかになっていきます。

 

この作品は思春期症候群の名のもとにSF的な現象がこれまでにもか巻き起こっていますが、牧之原翔子の身に起きているのもその思春期症候群の1つです。

 

ただその謎はまだこの作品だけですべてわかったわけではなく、謎を残したままに終わっています。思春期症候群が中心のストーリー展開が、とても魅力的です。

 

そしてシリーズ最大の衝撃といっても過言ではない結末に、私は茫然自失としてしまいました。その結末を、私は読んでいてまったく予想することができなかったです。

 

その結末は咲太にとって非常に厳しいもので、私も言葉を失うほど胸に迫るものがありました。

 

ただこれだけの感情を呼び起こしてくれるこの作品には、リスペクト以外ありません。この作品は青少年向けのライトノベルに属するシリーズ作品ですが、老若男女を問わず多くの人読んでもらいたいです。